物価の高い国

  • チューリッヒ(スイス)170
  • 東京(日本)166
  • ジュネーブ(スイス)157
  • 大阪・神戸(日本)157
  • オスロ(ノルウェー)156

【参考データ 】The Economist 2012

世界で最も生活費の高い都市ランキング 2014

英誌「エコノミスト」の調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)は世界で最も生活費の高い都市ランキング2014を発表しました。毎年3月に発表されるこの調査は、前年9月の時点から食品、交通、公益事業、アルコール、たばこ、私立学校、家事手伝いなどの消費財、サービスの価格を追跡しています。基準値のニューヨークの指数を100とし、世界131都市で比較します。この調査は不動産価格や法人税を考慮に入れませんが、売り上げ税などの消費税やアルコール・たばこにかかる課税分を織り込まれています。

日本は世界でも有数の「物価の高い国」

世界には数多くの国が存在しますが、当然ながらそれぞれの国の経済状態などによって物価はまちまちです。我々は日本に住んでいますから普段海外に行った時でも”物価が高い”と感じることは特定の国を除いてはあまり無いかもしれませんが、それは日本が世界でも有数の「物価の高い国」だからです。

東京は2013年の首位から6位に後退したものの、ここ数年ずっと上位にランキングされています。アジアの中でも有数の物価の高い国の日本ですが、近年のアジア圏の目覚しい経済成長に伴い、アジア地域の各国の物価も上昇していますので、徐々にその差は今後縮まっていくと思われます。

アジア圏の物価が上昇

少し前までは中国を始めとしたアジア各国の物価は日本と比べると非常に低いのが特徴でしたが、アジア圏の大都市に関して言えば物価は日本の物価と同じかそれ以上になりつつあります。

例えば、シンガポールは”アジア地域で最も金持ち”と言われており、その名の通りその物価も非常に高いです。

ヨーロッパ圏は物価が高い

さらに物価の高い国(都市)が多く存在する地域としては、やはりヨーロッパが筆頭でしょう。

モスクワが4位、ジュネーブが5位、チューリッヒが7位、オスロが15位と上位に非常に多くのヨーロッパ諸国の都市が並んでおり、ヨーロッパ、特に北欧諸国の物価の高さが目立ちます。これは、北欧諸国やスイスはユーロに加盟していないため独自の経済政策を行なっていること、またこれらの国の労働者の生産能力が非常に高く、平均賃金が世界トップクラスであることが影響しているようです。

これら北欧を始めとしたヨーロッパ諸国の物価は日本の物価よりも明らかに高い部類に入ります。こうした国々を抑えて東京が世界で2番になっていることに違和感を感じる日本人は多いでしょう。

その理由は、この調査が住居費、交通費、食料、衣料、家庭用品、娯楽費用など200品目を対象としており、ドルを基準にしてそれぞれの費用を計算しているため、現在の円高の為替相場だと相対的に日本の物価が高めに評価されてしまうことが考えています。また、こうした為替相場の影響に加えて東京の住居費は非常に高いことも大きく影響していると考えられます。

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